INTERVIEW
坂本 健
バッグラボ 幕張新都心店
2020年入社

自分たちで店を作っていこうという姿勢

鞄や財布等の修理業務全般や、それに付随する外注先との連絡、ネットからの修理問い合わせの対応等が主な仕事になります。

中には、ブックカバーや時計のバンド、犬の首輪等のお問合せもあり、革で製作されている物ならなんでも製作、修理依頼を受ける事があります。

もちろん対応できない物もありますが、なるべく柔軟に対応出来るよう心掛けています。

入社して間もないころ、言語障害と聴覚障害を持っていらっしゃるご夫婦からリュックの開閉をスムーズにして欲しいというご依頼を頂きました。

主に筆談での対応になり、現状とどう違うのかという説明から出来上がりのイメージまでをお伝えするのに非常に苦労しました。結果的にご希望通りに仕上げる事が出来、非常に喜んで頂けてとても印象に残っています。

自分が工房で修理だけをしていたら、多分提案出来なかった修理方法であり、現場でお客様と直に接したからこそ出来た経験でした。

修理業務は、まず修理品をどのような手順で修理するかという事を考えそれに合った見積もりを出し、一人で全て完結させなければなりません。見積もりを誤る事も出来ませんし、お客様の大事な品ですのでもちろん修理自体を失敗する訳にも行きません。ものすごくリスクあり責任感が必要な仕事だと思っています。

その反面、難易度の高い修理が完成した時やお客様のご希望通りに仕上がり、感謝のお言葉を頂けた時など作り手として、普通のモノづくりの現場では味わえないやりがいが修理業にはあると感じています。

また、この仕事は修理する物によって内容が毎回変わるのでそこが大変な所でもあり面白い所でもあります。傍から見ると同じ事を繰り返しやっている様に見えると思いますが同じ修理品は一つとしてありませんので、細かい仕様に頭と手を使って楽しみながら日々奮闘しています。

盛田の魅力は、先ずはやってみようという精神が常にある所です。

また、現場の販売スタッフの方達も「自分たちでお店を作っていこう」という気持ちが常に表われていて、仕事する上でとてもポジティブな環境だと思います。

修理業は半分オーダーメイドのように、自分で型を起こし自分でデザインして進めていく側面があると思います。

自分はそこに面白さを感じて今の職に付いているという経緯がありますのでこれからは、オーダーメイド的な事や修理をしているからこそ発想できる商品の開発にも携わっていけたらと考えています。

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